という疑問に答えます。
本記事の内容
- ケーキは何号で何cmなのか
- ケーキは何号で何人前なのか
- 注文する際の注意点
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目次
ケーキのサイズ 大きさ 何号で何cm?
各サイズの大きさ
では、各サイズの直径cmを見ていきます。
4号 = 12cm
5号 = 15cm
6号 = 18cm
7号 = 21cm
8号 = 24cm
9号 = 27cm
10号 = 30cm
だいたいのケーキ屋さんでこの範囲のサイズは注文出来ると思います。
ですがこれよりも以上と以下の号数は対応しているお店もあったりなかったりバラバラです。
1~3号がない理由
1~3号を見かけない理由としては、
- その大きさなら小さいケーキを買うのと大きさ的に変わらないので小さいケーキを買ってほしい。
- デコレーションケーキだと少なくとも高さが7cm以上ありますが直径9cm以下の底面となると安定が悪くなり倒れる危険性がある。
- 台数が売れないので、デコレーション箱を1ロットで仕入れても残りが不良在庫になってしまうため。
- 上面が小さく狭いため、十分に飾れず貧相な見た目になりやすいため。
11号以上がない理由
また、11号以上ができない理由としては、
- その大きさの型や鉄板がない、又はオーブンが小さいため生地が焼けない。
- 作れたとしても、それを保管出来る大きさの冷蔵庫がない。
- 台数が売れないので、デコレーション箱を1ロットで仕入れても残りが不良在庫になってしまうため。
大きいサイズのデコレーションケーキは、ケーキ店としては利益率が高いので「ぜひ売りたいが売れない…」
というジレンマポイントになります。
そもそも号数は何の数字なのか?
ではついでに、この号数はそもそも何の数字なのか説明します。
結論から言うと、
この数字は型の直径の寸数から来ています。
”寸” というのは昔から使われてきた尺貫法の単位で、”尺”の1/10と定義されています。
一寸は3.03mmです。
なんで今どきそんな単位を使ってるの!?と思われる方もおられるかもしれませんが、今でも木や畳などを扱う職人さんや大工さんを始めとして、あらゆる分野の所謂職人さんが使っています。
パティシエは元はヨーロッパのものですが、20数年前までは飲食業界の人でさえパティシエという言葉を知らず「菓子職人」でした。
現在でもスポンジケーキを焼くジェノワーズ型の大きさは寸数で呼ばれています。
ケーキのサイズ 大きさ 何号で何人前?
何cmかは分かったけど、何人前かイメージ出来ないという方もおられると思いますので、だいたい何人前かも書いていきます。
4号 = 12cm (2~3人前)
5号 = 15cm (4~6人前)
6号 = 18cm (6~8人前)
7号 = 21cm (8~10人前)
8号 = 24cm (10~16人前)
9号 = 27cm (14~20人前)
10号 = 30cm (20~30人前)
お店によって出来上がりの高さも違うため、一概に言えませんがだいたいこれ位をイメージして頂ければいいかなと思います。
注文する際の注意点
お店に注文する際の注意点として、
お店によっては4.5号という微妙なサイズもあったりして、そのサイズで焼いたものを4号としているお店もあります。
上面のデコレーションのボリュームはお店によって違いますので、出来れば実物を見たほうがいいです。
また、披露する場所によっての考慮もしましょう。
だだっ広い空間に小さいケーキはとても貧弱に映り、哀しくなります。
広い空間なら適正人数以上の大きさのケーキを注文することをオススメします。